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2015 年度 研究成果報告書

金属配位によるナノカーボン分子の集積化

研究課題

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研究課題/領域番号 26600025
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 ナノ材料化学
研究機関京都大学

研究代表者

村田 理尚  京都大学, 化学研究所, 助教 (30447932)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード電荷輸送性材料 / 電気伝導体 / 有機金属錯体 / 直接アリール化 / π共役化合物 / 次元性
研究成果の概要

有機太陽電池や有機ELなどに用いられる電荷輸送性材料として,π共役系が三次元に広がった化合物の開発が注目されている。π共役配位子を用いて金属錯体を形成することにより,多彩な三次元構造を構築することが可能である。本研究では,強い分子間π-π相互作用を示す三次元π共役金属錯体の合成を目的として,パラジウム触媒による分子内直接アリール化を用いる手法により,π拡張型8-キノリノール配位子を合成した。得られた配位子を用いてAl錯体を合成し,X線結晶構造解析を実施した結果,固体中で二次元ハニカム型シート構造を形成し,そのシート同士が分子間π-π相互作用による積層構造を構築していることが明らかとなった。

自由記述の分野

物理有機化学

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公開日: 2017-05-10  

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