研究課題
本研究は,磁性体を用いた光回路に関する知見を発展させて,スピン波(磁化の波)の配線を,伝播媒体を加工し実現するものである。これに向けて本年度は,媒体の形成と,バルクYIGを用いた1次元体(直線)のプロセス確立と,2次元体(曲げをもった配線)の測定系の構築を行った。新規に購入したターゲットを用いて,高耐熱バッファー層の形成条件の確立を行った。高耐熱バッファー層上に,YIGを初めて形成し,磁化特性を明らかにした。同時に, YIGを用いた2次元体の導波路および,マグノニック結晶を作成し,スピン波の伝搬と,曲がった導波路におけるスピン波の伝搬,および,ストップバンド(マグノニックバンドギャップ)の発言を確認した。
すべて 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 2件、 査読あり 4件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 9件、 招待講演 2件) 備考 (3件) 産業財産権 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
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