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2015 年度 研究成果報告書

発熱性能を自由にデザインできる自己発熱ナノ粒子実現への挑戦

研究課題

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研究課題/領域番号 26600047
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 ナノ材料工学
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

生津 資大  兵庫県立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (90347526)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード機能性ナノ粒子 / 自己伝播発熱反応 / 多孔質シリカ粒子 / 生体適合材料
研究成果の概要

癌細胞の非侵襲瞬間温熱治療への応用を目指し,生体材料のTiとSiから構成され,自己伝播発熱反応を発現する発熱ナノ粒子の製造に成功した.φ10nmのシリカ微粒子とφ100~300nmのポリスチレンビーズと純水からなる懸濁液をミスト化し,低温から高温への温度勾配を持つ電気炉に通すことで多孔質シリカナノ粒子を製造した.種々の条件を変化させ,粒子径,空孔径,空隙率の制御に成功した.次に,溶融塩プラズマ電解法等を用い,多孔形状を崩さずにシリカ粒子中の酸素濃度を27at%まで下げることができた.スパッタや溶融塩メッキ技術でTi堆積後に粒子に電気刺激を与えた結果,自己伝播発熱反応を示すことを確認した.

自由記述の分野

ナノテクノロジ

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公開日: 2017-05-10  

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