レーザアブレーション法によりZnO微小球を作製し、p型有機導電体としてpoly (3,4-ethylene- dioxythiophene):poly(styrenexulfonate) (通称 PEDOT/PSS)を使用し、n型ZnO微小球とでヘテロp-n接合する手法を確立した。作製したヘテロ接合について光・電気特性を調べた。その結果、整流性を確認するとともに、エレクトロルミネッセンス (EL) を観測することに初めて成功した。さらに、一部の試料からは、ELスペクトルにおいてWGMモードによる共鳴効果も観察された。
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