研究課題
挑戦的萌芽研究
不安定核の電気双極子モーメントの直接測定を最終目標として、まずは、不安定核の生成と不安定核の核偏極量測定などの実験を行った。大阪大学核物理学研究センターでは、不安定核20Fと40Scの生成と核偏極量測定実験を行った。それぞれの不安定核の生成は確認できたが、有為な核偏極量は観測できなかった。筑波大学研究基盤総合センター応用加速器部門では、不安定核生成法として、陽子共鳴吸収反応を試みた。この反応により不安定核25Alと30Pが十分な量生成できることがわかった。
原子核実験