質量が3.1±1.2eVおよび0.5×10{-4} eV付近の領域でhidden photon dark matter(HPDM)の探索実験を行った。ともにHPの証拠は見つからなかったが、混合パラメータχについて、それぞれ χ < 6×10{-12} および χ < 2×10{-12} というこれまでより厳しい制限を得た。 HPが球面鏡の表面で通常のphotonに変換されて中心に集光されることを利用している。後者の質量領域では球面鏡ではなくパラボラアンテナと平面鏡を組み合わせる新しい手法を発明した。HPが平面鏡の表面で通常のphotonを垂直に放出し、正面のパラボラでその焦点に集光される。
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