次世代シーケンサによりソリトン株であるKI-5株、KI-10株及びそれらの親株であるXP55株それぞれの全ゲノム配列を決定し一塩基多形(SNP)解析を行った。その結果、KI-5において75箇所、KI-10においも75箇所の塩基置換が見出された。さらに、遺伝子発現の大規模解析の結果、ソリトン現象後において16倍以上発現量が増加している遺伝子はKI-5において105遺伝子、KI-10において19遺伝子存在すること等が判明した。 変異の見つかった遺伝子のうちソリトン表現型に対する責任遺伝子同定を行った。その結果、一つのものについてソリトン形質に影響があることが判明した。
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