研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、生命の材料である蛋白質とDNA分子を使って筋肉収縮の機能単位であるサルコメアをデザインし、その特性を1分子レベルの解像度で観察・解析することで、生命の持つ巧みな省エネ戦略、柔軟性や適応性を解明するのが最終目標である。DNAオリガミのロッド、バネを作成し、これらと連結するための、ヒト骨格筋ミオシンモーター部位の発現・精製系を確立することが出来た。27個のミオシンが連結された1次元ミオシンアレイのプロセッシブ運動を観察することもできるようになった。
数物系科学