研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、微小な地磁気現象を観測することを目的として、超伝導量子干渉素子(SQUID)を用いた地磁気計測システムを開発した。このシステムを用い、石川県白山市白峰にて観測試験を行った結果、6次までのシューマン共鳴および電離層アルフベン波共鳴を検出することができた。この結果より、本SQUID磁力計システムが微小な地磁気現象の観測に十分な性能を有することが確認され、従来の磁力計では解像し得なかった地磁気現象の観測を可能にすることが期待される。
超伝導