研究課題
挑戦的萌芽研究
古地磁気記録の時間解像度を数万年まで上げることができれば、地球中心核中の流れと直接対応する変動が観測されると期待されている。これまでのところ、そうした記録は過去200万年間程度からしか得られていない。本研究では、(1)2000-1000万年前の地磁気を記録している海底掘削試料の取得・測定と、(2)高解像度測定に必要な高速測定を可能にする高温磁力計の開発、を行った。高温磁力計のプロトタイプを作成し、今後測定感度および温度コントロールを高度化するための課題を明確にした。
古地磁気学