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2017 年度 研究成果報告書

含トリチウム水分子THOの分子振動の選択的励起によるin-situ分離

研究課題

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研究課題/領域番号 26620017
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 物理化学
研究機関日本大学

研究代表者

奥山 克彦  日本大学, 工学部, 教授 (10185556)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード三重水素水 / in-situ分離 / 振動準位選択的励起 / 優先的蒸留 / 重水 / 非対称伸縮振動 / Nd:YAGレーザー基本波 / 汚染水
研究成果の概要

原子力発電所事故処理で発生する汚染水から、三重水素水THOをin-situ分離する手法を提案するために、重水D2Oに含まれる極微量(~10-15 mol/L)のTDOに対し、赤外光照射下の沸点挙動の研究を行った。これはNd:YAGレーザー基本波によりTDOの伸縮振動を選択励起することで、大過剰のD2OからTDOが蒸留分離されやすくなるのでは、という考えのもと、蒸留成分のトリチウムを定量する試みである。その結果、10 mLの蒸留成分に対し、蒸留前50±30 Bq 、98.1℃の蒸留成分は50±44 Bq、101.8℃は51±38 Bqとなった。すなわち、特別な変化はなかったと結論した。

自由記述の分野

物理化学

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公開日: 2019-03-29  

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