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2015 年度 研究成果報告書

触媒ポケットによる高安定化を目指したカーボン表面孤立化Ptナノクラスターの創製

研究課題

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研究課題/領域番号 26620043
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 無機化学
研究機関名古屋大学

研究代表者

邨次 智  名古屋大学, 理学研究科, 助教 (20545719)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード白金ナノクラスター / カーボンナノチューブ / 固定化 / 触媒 / 触媒ポケット / 安定化
研究成果の概要

選択酸化反応触媒や燃料電池電極触媒への応用を目指し、平均粒径が小さく且つ粒子の凝集抑制が期待できる高安定性カーボンナノチューブ (CNT) 固定化Ptナノクラスター触媒の創製を目指した。Pt4核錯体をCNT上に固定化した後、Ptの凝集を防ぐ「触媒ポケット」構築のためにポリピロール (PPy) 薄層マトリックスでCNT表面を修飾したのち、加熱水素還元によりPtナノクラスターへの変換を行った。TEMにより平均粒径約1.0 nmのPtナノクラスターが生成しており、PPy修飾がない場合と比較して、Ptの粒径分布が狭く粒径の揃ったPtナノ粒子が形成されたとともに、触媒安定性も向上したことが分かった。

自由記述の分野

無機化学、錯体化学、触媒化学、電気化学

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公開日: 2017-05-10  

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