研究課題
本研究では、安定な半閉殻構造を取るマンガン(II)錯体に着目し、これの反応性の詳細理解に基づき、高スピン型金属触媒の開発を目指す。本年度は、産休に伴う延長期間である3か月間のみ本研究に従事した。昨年度までに見出した、種々の新規マンガン(II)錯体の合成と、それを用いたテトラアルコキシシラン類のメチル化反応に関して詳細をまとめ、J. Organomet. Chem誌に論文投稿し、受理された。
すべて 2016
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)
J. Organometallics. Chem.
巻: 820 ページ: 14-19
j.jorganchem.2016.07.025