研究課題
挑戦的萌芽研究
複数の金属錯体部位を側鎖に有するペプチド(ペプチド金属錯体アレイ)に水溶性を付与し、その自己集合挙動を調べた結果、通常のタンパク質やペプチドの示すアニオン依存性(ホフマイスター則)と異なる振る舞いを示すことが分かった。さらに得られた水溶性ペプチド金属錯体アレイがある種のペプチドのアミロイド化を阻害し、すでに形成されたアミロイド繊維を分解する性質を有していることを見出した。
金属錯体化学