DNAナノファイバの熱分解による発光性カーボンナオワイヤ・アレイの作製方法を開発した。作製されたCNWsの発光は励起波長に依存し,広帯域にわたる発光特性を有していた。さらに銀ナノ粒子が十分に結合されたDNAナノファイバ(金属ナノファイバ)を熱分解する事で,発光増強を示すAgNP-CNWsが得られた。AgNP-CNWsの最大発光増強はAgNPs-CNWsの局在プラズモン共鳴(LPR)波長と励起波長が一致したときに観察された。DNAナノファイバの熱分解より伴われる炭素化の様子がレーザラマン顕微鏡を用いたSERSイメージングにより明らかにされた。
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