研究課題
挑戦的萌芽研究
高効率有機発光ダイオードを実現のための新たな手法として、熱活性化遅延蛍光が提案され注目を集めている。本研究では、高効率なフルカラー発光材料の開発を目指して、ドナー・アクセプター型分子の設計・合成、光学物性・デバイス評価に関する研究を行った。さらに、これらの高効率発光材料に関する知見を活用し、軸不斉を有する新規円偏光発光材料の開発を行った。その結果、約20%の高い外部量子効率を示す高効率な有機発光ダイオードの開発に成功した。
機能有機材料化学