研究課題
挑戦的萌芽研究
高分子において互いの構造を認識して相互作用するファンデルワールス相互作用の力を見積もることを目的として、ステレオコンプレックス形成に関わる力の測定することが目的であった。異なる基板上に、それぞれポリ(L-乳酸)(PLLA)およびポリ(D-乳酸)(PDLA)の膜を作成し、圧着後に引きはがす力を測定したところ、ステレオコンプレックスが形成されるPLLA/PDLAの組合せが強い力を示すことが分かり、選択的な接着材料へ利用可能であることを示した。
高分子合成