研究課題
挑戦的萌芽研究
カーボンナノチューブ(CNT)凝集体に高電界を印加した際の挙動を観察した結果、電界強度に応じて以下の三種類の挙動を示すことが分かった。挙動A:CNT凝集体が完全に壊裂しCNTがフィラメント状に電界方向に伸長する。挙動B:CNT凝集体の電界方向の両端からフィラメント状のCNTが伸長するが、凝集体はほぼ原型を留める。挙動C:CNT凝集体に目立った変化はないCNT凝集体から伸長するフィラメント状CNTの長さは、挙動Aの場合が最も長く、最大で元の凝集体の10倍以上の長さに伸長することがわかった。
静電気応用工学