研究課題/領域番号 |
26630163
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
都甲 潔 九州大学, システム情報科学研究科(研究院, 教授 (50136529)
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研究分担者 |
小野寺 武 九州大学, 味覚・嗅覚センサ研究開発センター, 准教授 (50336062)
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連携研究者 |
田原 祐助 九州大学, 大学院システム情報科学研究院, 助教 (80585927)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 抗体 / 交差反応 / 辛味 / センサ / 表面プラズモン共鳴 |
研究成果の概要 |
抗ホモバニリン酸-ロコガイヘモシアニン抗体と表面プラズモン共鳴(SPR)センサを用いて,トウガラシ果実中の辛味成分であるカプサイシノイドを検出する手法の開発を行った.間接競合法を用いた測定により,3種のカプサイシノイド,すなわち,カプサイシン,ジヒドロカプサイシン,ノルジヒドロカプサイシンに対する検出限界は,それぞれ,27,35,50 ppbとなった.各種トウガラシ果実からカプサイシノイドの抽出と前処理を行い,測定した結果,辛味の評価指標であるスコヴィル値に対応した応答値が得られた.SPRセンサと抗体の交差反応性を利用して,トウガラシ果実中のカプサイシノイド検出が可能となった.
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自由記述の分野 |
感性バイオセンサ
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