研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,大規模震災による道路ネットワークの被災とそれがもたらす社会経済損失の軽減を目的として,橋梁やトンネルなどの道路施設の耐震化戦略 ---どれを耐震化し,どれを現状のままとするか--- をシステマティックに決定するための方法論を開発した.提案手法では,起こり得る被災パターンや耐震化対象とする交通施設の膨大な組み合わせを列挙する代わりに,確率的アルゴリズムを駆使することで,費用対効果に優れた耐震化戦略を実用的な時間内に求められることを明らかにした.
交通計画