研究課題
大地震時,被害の多くは中低層建築物における特定層 への変形集中による層崩壊である。層崩壊被害の特に多い 2 層木造建築物を対象に全層の層間変形角を等しくする機能を有する制振部材を提案し,静的繰り返し載荷実験と 2 次元フレーム解析により有効性を明らかにした。上記の制振部材は、昨年度までに継続して開発してきた鋼材を用いた組立型の制振部材を用いたものである。上記の制振部材について、装置と主構造との接合部の力学性能を把握するための要素実験を実施し,実験結果を用いてモデル化した 3 次元フレームの地震応答解析により,提案する制振部材の有効性および提案する接合方法の有効性などについて検証した。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 5件、 オープンアクセス 3件)
proceedings of X International Conference on Structural Dynamics
巻: - ページ: -
Proceedings of the 6th Asia Conference on Earthquake Engineering
巻: ー ページ: Paper No. B3-16
日本建築学会大会学術講演梗概集
巻: B-2 ページ: 305-306
巻: B-2 ページ: 421-422
日本建築学会中国支部研究発表会
巻: - ページ: 129-132