単分散微粒子の二次元、三次元の最密構造を含む特異集積規則配列体を、効率よく作製する手法を確立した。デバイスへ等への実用化を意識して、サブミクロン(300~1000nm)の微粒子を規則配列させる手法を開発することを目的とした。特に、最密充填構造以外の規則パッキング構造体の作製を目指し、力学場、電場、磁場など、または、これらの重畳場による外部刺激を付加しながらコロイド結晶を作製する手法が確立できた(特異集積構造体)。最適条件を検討するために、個別要素法を用いた各種外部刺激における単分散微粒子の運動のコンピューターシミュレーションを行い、効率よく目的構造を作製するための指針を示すことができた。
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