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2015 年度 研究成果報告書

半導体ナノ粒子によるエネルギー選択散乱効果の解明と高性能熱電材料の創製

研究課題

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研究課題/領域番号 26630332
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 複合材料・表界面工学
研究機関豊田工業大学

研究代表者

竹内 恒博  豊田工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00293655)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード熱電材料 / ゼーベック係数 / エネルギー選択散乱効果 / ショットキー障壁
研究成果の概要

本研究では,電子散乱にエネルギー依存性を与えることで,ゼーベック係数を効果的に増大させ,結果として,熱電材料の性能を向上させることを目的とした.高マンガンシリサイドの粒径を制御したところ,粒径の微細化により,電子散乱にエネルギー依存性が生み出されることを明らかにした.また.この効果により熱電材料としての性能が30~40%向上することを明らかにした.本成果により,安価で無害な元素から構成される高性能熱電材料が創製できる可能性が著しく高まったと言える.

自由記述の分野

金属電子論,固体物理学

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公開日: 2017-05-10  

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