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2015 年度 研究成果報告書

耐水素脆性と強度を兼備する部分安定オーステナイト鋼の創製

研究課題

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研究課題/領域番号 26630352
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 構造・機能材料
研究機関九州大学

研究代表者

高木 節雄  九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90150490)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード鉄鋼材料
研究成果の概要

本研究では、汎用オーステナイト系ステンレス鋼(SUS304)に対して優れた耐水素脆化特性と高い強度特性を同時に付与することを目的として、固相窒素吸収処理による表層オーステナイトの安定化を試みた。その結果、1)窒素を0.4%以上吸収させたオーステナイト相は60%の冷間加工を加えても安定であること、2)表面のオーステナイト層が水素の侵入を効果的に抑制すること、3)鋼中心部は加工誘起変態マルテンサイトによって高強度化されることを確認した。当初の研究計画通り、固相窒素吸収処理法でSUS 304鋼の表面を部分的に安定化することで、耐水素脆化に優れた高強度ステンレス鋼を製造できた。

自由記述の分野

鉄鋼材料

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公開日: 2017-05-10  

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