研究課題
挑戦的萌芽研究
量論反応を触媒反応へと変換することは分子変換において極めて重要である。量論反応であるC-H結合活性化を経たアミノ基のbenzoxazoleへの導入反応を半導体酸化物に固定化した銀ナノ粒子触媒を用いて、光照射下にて検討した。0価の銀ナノ粒子では全く反応は進行しなかったが、酸化物固定化銀イオンでは反応が進行した。しかしながら、銀イオン種のリーチングが起こり、銀イオン種から銀ナノ粒子への還元さらに銀ナノ粒子から銀イオン種への光による再酸化はおこらなかった。
触媒設計