• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

時間分解ESRを用いたNaTaO3光触媒の励起電子(正孔)波動関数の空間分布解析

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26630411
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 触媒・資源化学プロセス
研究機関神戸大学

研究代表者

大西 洋  神戸大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (20213803)

連携研究者 小堀 康博  神戸大学, 理学研究科, 教授 (00282038)
研究協力者 水谷 天勇  神戸大学, 理学研究科, 大学院生
朴 ヨハン  神戸大学, 理学研究科, 大学院生
安 龍傑  神戸大学, 理学研究科, 大学院生
李 浩亮  神戸大学, 理学研究科, 大学院生
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード光触媒 / 電子スピン共鳴 / 電子励起状態 / 金属酸化物 / 金属ドーピング / ペロブスカイト構造 / 人工光合成
研究成果の概要

(1)Sr2+(2 mol%)を固相合成法でドーピングしたNaTaO3光触媒をYAGレーザーパルス光(波長266 nm)で励起して時間分解マイクロ波吸収スペクトルを計測した。吸収線幅は2 mTでg値は1.995である。Ta核スピンに起因する超微細分裂を手がかりとして電子スピンの局在/非局在性を現在考察している。
(2)固相合成法によってSr2+をドーピングしたNaTaO3光触媒粒子をHF水溶液でエッチングした。蛍光X線とX線光電子分光で測定したSr濃度がエッチング時間に対して不連続に減少したことから、Sr濃度と結晶構造が異なるシェル(厚さ数 nm)がコアを覆う断面構造を結論した。

自由記述の分野

化学反応学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi