研究課題
挑戦的萌芽研究
固形アルミナ(円柱ロッド)表面に直接レーザー光を集光し、4400 K(乖離温度)以上に加熱することを試みた。アルゴン1気圧の雰囲気中でアブレーションガスの分光計測を行うと、多くのアルミニウム原子が発光していることが確認され、レーザーアブレーションで還元剤なしにアルミを還元することに成功した。アルミ原子の発光はレーザーパワーとともに強くなり、1 kW出力の場合に比べて、1.5 kWで5倍、2.0 kWで9.4倍の発光が観測された。
航空宇宙工学