研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,風力発電に着目し,中でもソーラーアップドラフトタワー,もしくはソーラーチムニー(以下,SUPG)と呼ばれる膜の下で暖めた空気を煙突に導いて上昇気流を起こし,煙突内部の風力発電機を回すなど,太陽熱(もしくは気象状態差によって能動的に空気流を起こす)と風力のハイブリッド型発電について検証し,地上に存在する気象条件を活用し,『安定的な風力発電実現のための人工空気流の誘起法』に関する調査を行った.さらに,発電効率を考えると巨大な施設を構築する必要があり,空気流を誘導する煙突構造の実現性,ならびに洋上での構築に関する調査を行った.
鋼・複合構造