研究課題/領域番号 |
26630476
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
核融合学
|
研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
東井 和夫 核融合科学研究所, その他部局等, 名誉教授 (20093057)
|
連携研究者 |
図子 秀樹 九州大学, 応用力学研究所, 特命教授 (20127096)
山本 聡 京都大学, エネルギー科学研究所, 助教 (70397529)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
キーワード | ダイバータ / スクレイプ・オフ層(SOL) / 周辺プラズマ / 電気的バイアス法 / SOL電流 / 共鳴ヘリカル磁場摂動 |
研究成果の概要 |
トロイダル方向に分割した複数のダイバータ板に位相制御したバイアス電圧を印加する新たなダイバータバイアス法を小型トカマクプラズマに適用し、コアプラズマを取り囲むスクレイプ・オフ層(SOL)プラズマの制御を試みた。このバイアス法で駆動したSOL電流群のフーリエ分析は、指定したトロイダルモード数の共鳴磁場摂動(RMP)が生成できることを示した。正バイアスによるSOL電流駆動は、高い電流値と長い電流路長が得られるのでRMP生成に特に有効である。本バイアス法はダイバータ板への粒子束分布の径方向への拡張とピーク値低減ももたらした。本バイアス法は、ダイバータの熱負荷の新たな制御法として有望である。
|
自由記述の分野 |
核融合プラズマ理工学
|