研究課題
挑戦的萌芽研究
通常は二種類の材料を直方体に切り出し、Π型に接合してpn熱電素子対を形成し、それを多数直列につないでモジュールを完成させる。モジュールの上下端に温度差を熱流体で与えるとき、熱流体の円滑な移動を考慮すると二重螺旋構造がその解決策を与える。モジュールは螺旋にするため、直方体素子ではなく、斜方体になり、これを直列接合した斜体素子モジュールが有効となる。素子の温度依存性や輻射熱の移動も考慮して円筒座標系に数値シミュレーションを適用して数値計算を行ったところ、縦に長く引き延ばした長いピッチの斜体素子が出力最大を与えることが分かった。
材料熱化学