研究課題/領域番号 |
26640027
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研究機関 | 埼玉県立がんセンター(臨床腫瘍研究所) |
研究代表者 |
島岡 達朗 埼玉県立がんセンター(臨床腫瘍研究所), その他部局等, その他 (10565865)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 神経発生 / 分化 / 自然発症変異 / 小頭症 / 疾患モデル |
研究実績の概要 |
当実験動物施設(改装工事開始;平成26年8月)は、昨年12月末に完成した。その間、理研バイオリゾースセンター(理研BRC)に寄託し、繁殖維持を依頼していた本疾患モデルマウスは、SPF化に成功し、本年3月に小頭症の発症個体(ホモ)が確認できた。 候補遺伝子のクローニングは、新たなマイクロサテライトDNAマーカーを用いてPCR解析を実施し、候補遺伝子を数個までに絞る事に成功し、現在、候補遺伝子について、免疫組織学的検討を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
当実験動物施設の改装工事が行われたため、マウスの飼育・繁殖が滞っており、コンジェニックマウス系統の樹立、及び行動様式の解析が非常に遅れている。しかし、候補遺伝子の探索と病理学的検索は、保存していたDNAサンプルおよび組織標本により解析を行った。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度は、候補遺伝子について、遺伝子レベルでの解析、および病理・免疫組織学的解析を行う。コンジェニックマウスの樹立は、実験動物施設の改装工事のために、予定していた助成期間内での達成は困難であるが、理研BRCの協力の下に本モデルの系統樹立を優先し、引き続きコンジェニックマウス系統の樹立を目指す。
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