細胞核膜上に多数ある核膜孔は核膜孔複合体から成り立っており、その複合体は約30種類の核膜孔複合体タンパク質(ヌクレオポリン)から構成されている。ヌクレオポリンは核膜を介する物質輸送だけではなく様々な働きを持つ。我々はその中でもヌクレオポリンの細胞有糸分裂期における役割を研究している。本研究課題は有糸分裂期における集合・脱集合時に、ある種のヌクレオポリンが動原体、紡錘体、中心体に局在していることを明らかにした中で、中心体に局在するヌクレオポリンの役割について4報の論文を発表したこれらの論文はすべてインパクトファクターは平均5である。
|