研究課題
本年度は、ルミナルタイプA1例、ルミナルタイプB5例、トリプルネガティブタイプ3例について、解析を行った。がん幹細胞を濃縮させた培養系で培養後、次世代シークエンサーを用いてRNAシークエンスならびにエクソームシークエンスを行った。昨年度見出したMCM10遺伝子については、ノックダウンにより正常細胞でも増殖が抑制されるものの、がん細胞の増殖に対する抑制効果のほうが強く、がん細胞並びにがん幹細胞がより強くMCM10依存性に増殖することが示唆された。月に2検体ほどのペースで乳がんの手術検体をいただき、培養を行っている。トリプルネガティブタイプがんの培養並びにPDXも作製できた。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 7件、 謝辞記載あり 7件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 2件、 招待講演 7件)
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