研究課題
挑戦的萌芽研究
次の異なる3観測法:(1) 癌化部位での水プロトンのスピンースピンのT2横緩和状態の白く強調された部位とH&E組織染色から判明する癌壊死部と両者間でフラクタル次元の類似性を観測した。(2) 中赤外領域観測では水分子のO-H振動構造の違いである水素結合の長いO-H振動成分の優位性を明らかにした。(3) 遠赤外領域での分光計測では水分子誘電緩和寿命の長い成分を見ることにより、癌化した部位の組織内水分子状態の相互関連性を明らかにできた。
医歯薬学