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細胞のフローサイトメーターとしてソニーが開発したSP6800の改良を行い、細胞外小胞であるエクソソームを検出するシステムの構築を目指した。機器のノイズとエクソソームシグナルを区別する為、細胞膜を染色するCellview試薬で染色することで、エクソソームとノイズの区別をすることができた。またAlexa488ラベルCD9およびAlexa647ラベルCD63で共染色した結果、エクソソームはヘテロな集団であることが明らかになった。また、膵がん細胞株の転移と共に増加するエクソソームタンパク質についても検出を試み、癌特異的なエクソソームをダイレクトに検出できる可能性が示せた。
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