哺乳類細胞のペルオキシソーム-小胞体間に近接部位が存在することを、Proximity Ligation Assayという方法を用いて証明した。次に、ペルオキシソーム-小胞体間の膜接触部位の変異細胞が薬剤により濃縮できるかを検定したが最適薬剤濃度をHAP1において得ることができなかったので細胞をHAP1からMEF細胞に変更し最適薬剤濃度を得た。更に分割タンパク質を用いた膜接触部位を定量化する新しい方法を樹立した。また、新たな変異細胞の樹立方法として、ゲノムワイドなCas9/CRISPR gRNA libraryを使用した。現在それらの方法を組み合わせ、膜接触部位の変異細胞を樹立中である。
|