研究課題
挑戦的萌芽研究
大槽内へのhorseradish peroxidase (HRP)投与により、HRPの脳実質内への浸透度が、時間経過に従い有意に上昇した。HRPシグナルは隆起部周辺においてLobule 構造を取り囲むように見られ、第三脳室上衣細胞層及び松果体周辺でも認められた。一方、頸静脈内へのHRP投与では脳実質内でHRPのシグナルが検出されなかった。タンパク質質量分析では、3 kDa~16 kDaの範囲において、隆起部ペプチド抽出液で観測された因子が脳脊髄液にも存在することを確認した。
内分泌学