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2015 年度 研究成果報告書

遺伝子重複と生物の適応力の進化;酵母の進化実験系の確立による検証

研究課題

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研究課題/領域番号 26650153
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生態・環境
研究機関東北大学

研究代表者

河田 雅圭  東北大学, 生命科学研究科, 教授 (90204734)

連携研究者 牧野 能士  東北大学, 大学院生命科学研究科, 准教授 (20443442)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード重複遺伝子 / 適応力 / 進化実験
研究成果の概要

予測できない変動環境が遺伝子の重複を増加させ、保持し、そのような変動環境下で進化したゲノムは、適応力や進化可能性が高いという仮説を検証するために、出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)を用いて、変動環境下で進化させ、全ゲノム配列をモニタリングする進化実験を行った。進化実験終了後の解析の結果、RAD27変異株では3種の不規則変動環境条件と高負荷の6環境をランダム変動させる条件において、最適一定環境条件と比較して新規重複領域数が有意に増加した。また、450世代から500世代までの平均適応度は、RAD27変異株において、新規重複領域数が多いほど適応度が高い傾向を示した。

自由記述の分野

進化生態学

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公開日: 2017-05-10  

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