研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、ストロンチウム(Sr)を極めて高濃度に蓄積する海産緑藻オオハネモのSr濃縮メカニズムを解明し、将来的に環境浄化に役立てることを最終目標とした。オオハネモの含有元素分析、主要膜タンパク質の解析、転写産物の網羅的解析などを行い、Srを結合する新規タンパク質を発見した。また陽イオン交換クロマトグラフィーを用いてオオハネモの細胞内成分からSrを結合する低分子物質を検出する方法を開発した。
植物分子生理学