研究課題/領域番号 |
26660029
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
大久保 直美 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 野菜花き研究部門花き生産流通研究領域, ユニット長 (90343962)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | ペチュニア / 香気成分 / メタボローム解析 |
研究実績の概要 |
本研究では、ペチュニアの野生種の一つであり夜香性のPetunia axillarisを用いて、香気成分の代謝あるいは分解産物の構造を明らかにすることを目的としている。今年度は、昨年度行ったメタボローム解析のデータからの分解産物候補化合物の絞り込み、およびこれまでのペチュニアにない香りを持つ青色ペチュニア品種の香気成分の解析を行った。 候補化合物の絞り込みについては、今年度末に芳香環に水酸基が付加した候補化合物が得られたため、UPLC-MSによる分析手法を検討中である。青色ペチュニアの解析については、24時間分の香気成分の分析ならびに香気成分の経時的な分析を行った結果、青色ペチュニアの香気成分は、既存のペチュニア野生種、品種にはない組成であることが明らかとなった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
候補化合物の絞り込みが年度末となったため、分析法が未確立である。
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今後の研究の推進方策 |
ペチュニア野生種(Petunia axillaris)、青色品種を用いて分解産物候補化合物の分析法を確立し、重水素標識化合物を作成し投与実験を行う。さらに候補化合物を集積し、NMR分析に供与し、分解産物の構造決定を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
既存の物品を用いる等研究を効率的に進めたこと、および人件費の圧縮により生じた残額である。
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次年度使用額の使用計画 |
本課題の推進のため、計画通り使用する。残額669,429円は次年度に請求する研究費と合わせ、標識化合物の合成やNMR解析等に使用する。
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