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2015 年度 研究成果報告書

毛色変異の適応的意義-国後島・択捉島のみに生息する白いヒグマによる検証の試み-

研究課題

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研究課題/領域番号 26660130
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 森林科学
研究機関酪農学園大学

研究代表者

佐藤 喜和  酪農学園大学, 農食環境学群, 教授 (60366622)

連携研究者 中下 留美子  独立行政法人森林総合研究所, 野生動物研究領域, 研究員 (00457839)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードヒグマ / 毛色多型 / イニンカリグマ / 行動 / 食性 / カラフトマス / 北方領土 / 国後島
研究成果の概要

国後島・択捉島には世界で唯一上半身が白いヒグマが生息している。この毛色パタンにはサケ類を捕獲する際に発見されにくいという適応的な意義があるとの仮説を立て,これを明らかにする足がかりを得ることを目的に研究を行った。国後島・択捉島のヒグマは個体差なく草本類とサケマス類,果実類を中心とした資源利用をしていた。着衣色を変えカラフトマスの反応を見る実験から,黒には敏感に反応し接近しなかったが,白には接近しやすかったことから,上半身が白いヒグマには適応的意義があることが示唆された。

自由記述の分野

野生動物生態学

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公開日: 2017-05-10  

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