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2014 年度 研究成果報告書

細胞膜のゆがみは あて材形成の引き金となりうるか

研究課題

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研究課題/領域番号 26660139
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 木質科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

佐藤 彩織  名古屋大学, 生命農学研究科, 特任助教 (60641058)

連携研究者 吉田 正人  名古屋大学, 大学院生命農学研究科, 准教授 (30242845)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2015-03-31
キーワードあて材 / メカノセンシティブチャネル
研究成果の概要

木材の効率的な利用を考えた場合、問題となるのがあて材の存在である。あて材は樹幹が傾斜した状態で肥大成長したときに形成される組織で、そこでは特異な成長応力が発生しており、玉切りや製材時に割れや狂いの原因となって利用歩留まりを著しく低下させている。そこで本研究では、針葉樹あて材の形成機構を遺伝子発現の観点から明らかにすることを目的とした。特に、環境からの機械的な刺激を感知して、細胞内のカルシウムイオン濃度を変化させると考えられているメカノセンシティブチャネルに着目して遺伝子発現量を調べた。その結果、樹幹に傾斜や曲げの刺激を与えることで、樹幹内の発現量分布が変化することが分かった。

自由記述の分野

木質分子生物学

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公開日: 2016-06-03  

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