研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は日本の農家男性の結婚難を「2010年世界農林業センサス」の個票と「平成14年就業構造基本調査」の匿名データを用いて農家間や農家・非農家間の社会経済的な格差から説明しようとするものである。農家男性の結婚難は世帯所得や農業収入の低さが原因であることがわかった。そして女性が結婚後の生活水準だけでなく、自らの労働が家計に貢献するものであるかどうかが配偶者選択の重要な要素であることが示唆された。
人口経済学