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2015 年度 研究成果報告書

豚レンサ球菌無莢膜株と有莢膜株の協調による病原性発現機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26660226
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 獣医学
研究機関東京大学

研究代表者

関崎 勉  東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (70355163)

連携研究者 大崎 慎人  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 動物衛生研究所, 主任研究員 (80355164)
高松 大輔  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 動物衛生研究所, 主任研究員 (60414728)
大倉 正稔  国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 動物衛生研究所, 主任研究員 (60508315)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード豚レンサ球菌 / 莢膜 / 心内膜炎 / 病原因子 / 遺伝子変異
研究成果の概要

豚心内膜炎病変部70検体のうち59検体から豚レンサ球菌が単独に分離された。このうち26検体から有莢膜菌と無莢膜菌が分離され、両表現型の共存が示された。両者が分離された26検体から選んだ有莢膜菌と無莢膜菌ペアのMLST解析では、同一検体由来菌は同じSTだった。全ゲノム配列比較では、同一検体由来ペアが最も類似し、同一農場由来ペア同士も類似していた。一部の同一農場由来ペアでは、別なペアの有莢膜菌同士および無莢膜菌同士の方が類似していた。これらの成績より、有莢膜菌から無莢膜菌への突然変異は農場ごとに別個に起こること、さらに有莢膜菌と無莢膜菌のペアが農場に潜伏し、次の感染を起こす可能性が明らかになった。

自由記述の分野

獣医細菌学

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公開日: 2017-05-10  

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