• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

ナノテクノロジーを用いた次世代型乳房炎予防技術の開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26660245
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 統合動物科学
研究機関東北大学

研究代表者

野地 智法  東北大学, 農学研究科, 准教授 (10708001)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード黄色ブドウ球菌 / 乳房炎 / 抗体
研究成果の概要

黄色ブドウ球菌が引き起こす乳牛の慢性化乳房炎の経済損失は甚大であり、その対策は急務とされている。本研究では、黄色ブドウ球菌を認識するウシポリクローナル抗体(anti-S. aureus)を作出し、anti-S. aureusが黄色ブドウ球菌の増殖を直接阻害可能であることを実証した。また、この黄色ブドウ球菌に対する増殖阻害効果は、黄色ブドウ球菌の病原性に深く関わる細胞壁結合タンパク質とは無関係であることが、その形成に関与するSortase Aを欠損株を用いた研究から明らかにされた。本研究成果は、ナノテクノロジーを活用した、抗体による慢性化乳房炎治療技術開発に向けた基盤に成り得るものであった。

自由記述の分野

動物免疫学、動物微生物学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi