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2016 年度 研究成果報告書

寄生蜂の移動分散における寄主の食草の役割

研究課題

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研究課題/領域番号 26660281
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 環境農学(含ランドスケープ科学)
研究機関京都大学

研究代表者

高林 純示  京都大学, 生態学研究センター, 教授 (10197197)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード移動分散 / 寄生蜂 / 寄主食草 / マイクロサテライトマーカー / アブラナ科植物
研究成果の概要

本研究では、“土着”天敵寄生蜂の経験が、寄主の食草に対する寄生蜂の選好性に及ぼす影響の解析と、寄生蜂の移動分散についてDNAマーカーを用いた解析を試みた。寄生蜂はコナガサムライコマユバチ(KKB)とアオムシサムライコマユバチ(AKB)を用い、食草については3種のアブラナ科植物を用いた。被害植物の匂いに対する選好性は羽化後に匂いを経験した植物種によって変化するが、経験した植物種に関わらず安定的に天敵を誘引する重要な匂いがあることが分かった。また、マイクロサテライトマーカーによる解析で、KKBは全国的に遺伝的分化が検出されなかったが、AKBは全国で遺伝的分化があることが示された。

自由記述の分野

化学生態学

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公開日: 2018-03-22  

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