研究課題/領域番号 |
26660284
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
日置 佳之 鳥取大学, 農学部, 教授 (90335505)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 緑道 / 都市計画 / 自転車道 / 低環境負荷型交通網 |
研究実績の概要 |
平成27年度の研究実施概要 (1)国内事例調査:国内各地で以下のように調査を実施した。東京都港区、品川区、新宿区、江東区、目黒区、世田谷区、神戸市、北九州市にて緑道の事例調査を行った。2)国外事例調査:欧州にて以下のように現地調査を実施した。フランス・ストラスブール市、ドイツ・ポツダム市、デンマーク・コペンハーゲン市、オランダ・ナイメーヘン市及びアイントフォーヘン市、ベルギー・ブュリュッセル市、イギリス・ロンドン市等で緑道の事例調査を行った。(3)緑道の植栽調査:神戸市において緑道の植栽樹木の調査を実施した。(4)論文・学会発表:専門誌「グリーンエイジ」に数編の報告が掲載された。日本景観生態学会北九州大会(2015年6月)にて口頭発表を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成27年度に予定していた研究実施内容に照らして、進展が十分にあった項目と不十分であった項目があった。そのため(2)おおむね順調に進展、と判断する。各項目の進捗は以下の通り。 (1)国内事例調査を各地で行い、事例の分類や傾向分析を行った。(2)海外事例調査は欧州での現地調査を実施でき、これと文献調査を合わせてかなりの成果が上がった。 (3)緑道の植栽調査を神戸市で行ったが十分な取りまとめに至らなかった。(4)論文・学会発表については、専門誌「グリーンエイジ」に数編の報告が掲載、また日本景観生態学会北九州大会(2015年6月)にて口頭発表を行ったので一定の成果が上がったと判断する。
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今後の研究の推進方策 |
平成28年度は、(1)欧米等で国外事例調査を2回程度実施する。(2)過年度のデータを含め、学会誌へ論文投稿する。また、専門誌への記事投稿を継続する。(3)最終年度のため、研究全体を総括し、緑道の計画手法について取りまとめる。
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次年度使用額が生じた理由 |
26年度において研究代表者が手術を受けたため、旅費使用額が当初予定を大幅に下回った。それが27年度に繰り越されたため、27年度はほぼ計画通りに旅費を使用したものの、28年度への繰り越しが生じた。
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次年度使用額の使用計画 |
主に海外調査の旅費として使用する。28年度は欧州と米国への調査を予定している。
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