研究課題
挑戦的萌芽研究
モノアミン神経伝達物質であるドーパミンやセロトニンが関連するシナプス形成・維持機構を解明する目的で、シナプスオーガナイザー分子の一つとして知られるEphA4のシナプス形成能と、さらにその代謝機構について検討を行った。その結果、ドーパミン刺激を受けた部位でEphA4がD2受容体経路の活性化を介して膜結合型メタロプロテアーゼであるADAM10によって代謝されることでドーパミン作動性シナプスが新たに形成される可能性が示唆された。
病態生化学