研究課題/領域番号 |
26670065
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
鈴木 秀和 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (70255454)
|
研究分担者 |
榊原 康文 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (10287427)
津川 仁 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (30468483)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
キーワード | Helicobacter pylori / 鉄 / FecA1 / 除菌療法 / 酸化ストレス / in silico / メトロニダゾール |
研究成果の概要 |
H. pyloriのSodB活性はメトロニダゾール耐性に関与し、その活性化には菌体膜鉄トランスポーターFecA1による鉄イオン供給が必須である。in silico検索よりFecA1結合性化合物として同定したnordihidroguaiaretic acid (NDGA)は、H. pyloriのSodB活性を抑制し、酸化ストレス感受性を、fecA1遺伝子欠損株と同レベルまで高めた。また、H. pylori感染マウスへのNDGA投与は感染菌量を低下させ、H. pyloriの感染能破綻を招来すると考えられた。さらに、NDGAは、サルモネラ及び病原性大腸菌に対しても酸化ストレス感受性を高めた。
|
自由記述の分野 |
消化器内科学
|