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2015 年度 研究成果報告書

心不全合併例には禁忌とされている認知症治療薬ドネペジルの真実:抗心不全作用

研究課題

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研究課題/領域番号 26670080
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 医療系薬学
研究機関高知大学

研究代表者

佐藤 隆幸  高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 教授 (90205930)

連携研究者 有川 幹彦  高知大学, 教育研究部自然科学系理学部門, 准教授 (20432817)
野口 達也  高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (50566495)
山崎 文靖  高知大学, 医学部附属病院, 特任教授 (10243841)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード臨床薬学
研究成果の概要

高齢化に伴い患者数の増加が続いている慢性心不全に対する画期的治療薬の開発は、先進諸国にとって急務の課題である。本研究では、「心不全合併症例への投与が禁忌となっているアルツハイマー病治療薬ドネペジル(以下、DNP)が抗心不全作用を有しているのではないか」、との作業仮説を立て、動物実験により仮説を検証するとともにその作用機序をあきらかにした。
ラット単離心筋細胞のストレス応答に関連する情報伝達系(Akt, HIF-1α, bcl-2)の転写活性を上昇させることにより,心筋虚血耐性を増強させ,抗心不全作用を発揮することがあきらかになった。

自由記述の分野

循環制御学、医工学

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公開日: 2017-05-10  

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